「プログラミングって難しそう」「うちの子にできるかな?」
そう感じる親御さんは少なくありません。
でも実は、最初につまずくのは当たり前なんです。
大人でも初めて英語を習ったときに「文法がややこしい」「単語が覚えられない」と思うように、プログラミングも最初のうちは考え方の慣れが必要です。
今回は、子どもがどんなところでつまずくのか、そしてどうすれば乗り越えられるのかを、教育現場の視点から5つの要素で分かりやすくお伝えします。
1. 「難しい」と感じる理由は人それぞれ

「プログラミング=難しい」と感じる理由は、大人と子どもで少し違います。
大人の場合、「英語みたい」「専門的すぎる」といった印象が強く、どこか遠い世界のように思えてしまいます。
一方、子どもは「思った通りに動かない」「エラーが出る」など、うまくいかない経験が積み重なることで苦手意識を持ちがちです。
でも、これは「考え方の順序」に慣れていないだけ。
プログラミングはセンスではなく、順番に考えるトレーニングなんです。
つまり、練習すれば誰でもできるようになります。
2. 子どもがつまずきやすいポイント

- 文法の間違い(スペル・記号ミスなど)
Pythonなどの言語では、「:(コロン)」や「=」を忘れるだけでエラーになります。
最初は文字の正確さが求められる部分につまずきがちですが、少しずつ慣れるとミスを見つける目が育っていきます。
- 条件分岐・繰り返しの考え方
「もし○○なら〜する」「〜までくり返す」などの考え方は、最初は抽象的に感じる部分です。
でも、Scratchのブロックと対応させて教えると、ぐっと理解しやすくなります。
- エラーが出たときの対処
プログラムは小さなミスでも動かなくなります。
ただ、ここで“なぜうまくいかないのか”を考える過程こそが、プログラミングの本当の学び。
試行錯誤する力が育ちます。
- 思った通りに動かないフラストレーション
「自分の考えを形にする」というのは本来とても楽しいことですが、最初は思い通りに動かないもの。
でも、「うまくいかなかった理由を見つける」力がつくと、逆にその過程が楽しくなります。
3. 乗り越えるための工夫

- 見えるプログラミングから始めよう
いきなり英語のコードに向き合うより、Scratchのようにブロックを組み合わせるタイプのプログラミングから始めるのがおすすめ。
動きが見えるので、考えたことと結果を結びつけやすくなります。
- 小さな成功体験を積み重ねる
「キャラクターが動いた!」「スコアが増えた!」
そうした“できた!”の瞬間が、自信につながります。
大きな作品を作るよりも、最初は一つ一つの成功を味わうことが大切です。
- 答えより考え方を褒める
エラーが出ても、「なぜそうしたの?」と考え方を聞いてあげましょう。
正解よりも過程を認められることで、子どもは失敗しても大丈夫と思えるようになります。
- 仲間や先生と一緒に学ぶ
一人でつまずくと挫折しやすいですが、質問できる環境があると安心です。
先生や仲間がいることで、「自分だけじゃない」と前向きに取り組めます。
4. 「向いてない」と思う前に知ってほしいこと

プログラミングは「センス」や「頭の良さ」ではなく、慣れと根気の積み重ねです。
初めから完璧にできる子はいません。
むしろ、間違えながら少しずつ理解していく子の方が、最終的に大きく伸びます。
そして一番大切なのは、失敗を恐れずに試すこと。
プログラミングは「何度でもやり直せる」学びです。
この経験が、将来のチャレンジ精神や問題解決力につながっていきます。
5. プログラミングで得られる“根っこの力”

- 論理的思考力
物事を順序立てて考える力。
勉強や日常生活でも役立ちます。
- 問題解決力
エラーや課題を、自分で調べ・修正する力。
これが社会で最も求められるスキルです。
- 忍耐力・粘り強さ
何度もうまくいかなくても、あきらめない気持ちが育ちます。
- 自己肯定感
プログラムが動いた瞬間の達成感は、子どもの自信につながります。
これらはすべて、将来どんな職業についても活きる力になります。
まとめ

プログラミングでつまずくのは、決して悪いことではありません。
むしろ、その試行錯誤こそが、思考力や集中力を伸ばす大切なステップです。
「できなかった」が「できた」に変わる瞬間の喜び。
その積み重ねが、子どもの“やればできる”を育てます。
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プログラミング教室「ぽてぽーと」では、子どものペースに合わせて、楽しく試行錯誤できる授業を行っています。
小さな成功体験を通して、自信を育てることを大切にしています。
まずは体験授業で、「できた!」の瞬間を一緒に感じてみませんか?